英語 基礎固めの参考書
このページでは、基礎固め(文法と単語)の参考書を紹介します。
○基礎固めって何?という方は先に英語の学習法目次をご覧ください。
目次
入門編 中学〜高1レベル
大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】
ペース:0.5〜1ヶ月
この参考書は、中学〜高校1年生ぐらいまでの文法を扱ったものです。
非常に基礎的なレベルから、驚くほどに詳しい解説がなされています。
例えば、「第一文型と第二文型って何?」や「形容詞と副詞って何が違うの?」といった根本的な疑問を持っている方、学校の授業等ではたいていさらっと流されてしまうのですが、この参考書は本当に基礎的で大切な内容のみを扱っているのでオススメです!!
Amazonレビューでは、以下のような特長が挙げられています。
①単語が難しくない
②本当に必要な基礎が説明されている
③記号等の使用に一貫性がある
④勢い等にまかせず、丁寧に説明している
⑤適度に色を使っていて見やすい
⑥本書の内容を理解すれば、学校の先生の説明や他の参考書の説明がわかるようになる
(下記リンク先より引用)
これを読めば学校の授業でわからなかった部分が分かるようになり、今後の学習がスムーズになります。
英語が苦手な方、これから学習を本格的に始める方は是非ものにしたい内容です。
ただし、これはあくまで「解説書」であって、「問題集」ではありません。定着のために、後に挙げる「英文法ハイパートレーニング」などを併用すべきでしょう。
大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】 (東進ブックス 名人の授業)
ナガセ
売り上げランキング: 609
大学入試英文法ハイパートレーニングレベル1
ペース:0.5〜1ヶ月
この参考書は、基礎的な英文法について、ドリル形式の問題を何度も解いて定着を目指すものです。
Amazonレビューでは、以下のように述べられています。
「ただただ暗記させるだけになりがちな学校英語・初歩の英語をきちんとルールとして解説している本である。
重要なものを厳選してあり、高校1年(進学校なら半年)で習う程度の内容までを取り扱っており、高校生が初めて手に取り、中学英語の要点復習と高校英語の足がかりとするのに最適な英文法参考書であると思う。」
ただし、以下のようなレビューもあります。
「初学者から使えそうではあるが、実際のところ完全に一からスタートする方にとっては説明が寂しいのではと思う。」
したがって、この本をいちばんはじめから使うことは、英語の初心者にはあまりおすすめできません。先に挙げた「大岩のいちばんはじめの英文法」の後に取り組むのが効果的でしょう。この本単体で用いることが出来るくらいには解説もわかりやすいので、独学に問題は無いように思います。
VITAL1700英単語・熟語 改訂版
ペース:2〜3ヶ月
これは、中学レベル〜高校1年レベルまでの単語を扱った単語帳です。
これといった特徴はありませんが、高校英語のスタートとして適切なレベルなのでここで紹介します。
もし単語力が弱くて、かつ高校や予備校などで単語帳が配られていなかったりしたら使ってみましょう。
形式としては、単語に対して意味や類義語等が1つずつ記載されています。
実際に使う際には、ノートに記入していったり、声に出して読んだりしてみましょう。
VITAL1700英単語・熟語 改訂版 (高校基本単語と熟語をマスター)
文英堂
売り上げランキング: 158,398
初級編 高1〜高2レベル
大学入試英文法ハイパートレーニング (レベル2)
ペース:0.5〜1ヶ月
大学入試英文法ハイパートレーニングシリーズのレベル2です。レベル1と比べると当然ながら難易度は上がります。
レベル1を終えて、さらに文法を補強したいという方にオススメです。
形式もレベル1と大きく変わりません。慣れているので、効率も良くなるでしょう。
速読英単語 入門編
ペース:2〜3ヶ月
速読英単語シリーズの最もやさしいものです。
レベルとしては高校1年レベル+アルファくらいです。
速読英単語(通称:速単)は一般の単語帳とは異なり、一課ごとに「文章」が付いている点が特徴です。
一課の構成は「文章」→「単語一覧」となっています。出版社いわく「生きた単語力」が創れるといいます。
これの活用法としては、単語帳というよりはむしろ、文章教材として用いるべきです。
一課ごとに文章を何度も音読して英文への抵抗をなくし、あわよくば単語も覚えてしまおう、という欲張りな使い方です。それゆえ、「速読英単語 入門編CD」(Z会出版)を併用することが大切です。
Z会 (2010-10-25)
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中級編 〜入試レベル
基礎固めの中級編というのも変な話ですが、ここまでであまり文法が定着していない気がする、という方やもっと復習したいという方に次の参考書をおすすめしておきます。
TRUST 英文法・語法 実戦演習
ペース:4〜6ヶ月
非常に分厚い演習書です。正直この段階では難しい問題も含まれていますが、解説が丁寧であり、理解しやすいと思われるのでここで紹介します。
この1冊を完成させれば文法問題・発音アクセント問題はほぼ完璧と言っても良いレベルに仕上がりますが、その分大変です。(問題数はなんと1000題以上!!)
Amazonレビューでは以下のように評されています。
プラスの面は
「レイアウトが見易い
説明が比較的丁寧
類題が繰り返しでてきたり、同じ章で後半にいくにつれ難易度があがる
スモールステップポイントをまとめてくれているので模試前などはそこをみて確認すると短時間で復習できる
問題が新しい
マイナス面は
問題量が充実している故に少し分厚い」
類似の参考書にFORESTやNEXTSTAGE、英頻などがありますが、私は解説の丁寧さと使いやすさからこれをおすすめします!