英語 一文解釈の参考書
このページでは、一文解釈の参考書を紹介します。
○一文解釈って何?という方は先に英語の学習法目次をご覧ください。
目次
初級編
入門英文解釈の技術70(桐原書店)
ペース:3〜4ヶ月
英文の構造を把握するための技術を70課に分けて解説しています。「入門」とある通り、それ程高度な内容は扱っていません。初めての方でも安心して取り組むことができます。
構成としては見開き1ページで1課の英文・解説になっていますので、コツコツ少しずつ進めていくことができます。
また、70の「技術」に完全対応した演習問題も付属しているため、しっかり定着したかどうかの確認もできます。
Amazonレビューでは以下のような点が挙げられています。
「5行程度の短い英文に対して、見開き2ページの詳細な解説という構成で70題。
音読用のCDが付属するほか、70題に対応した演習問題が70題、巻末についている。
演習の解答は本編よりは短いが、充実していて不足はない。」
一文解釈の初めにやるならコレで間違いありません!
中級編
基礎英文解釈の技術100(桐原書店)
ペース:3〜4ヶ月
上に挙げた「入門英文解釈の技術70」の親戚です。
内容としては大きな違いはなく、少々「技術」が細かく、難しいものが含まれるようになりました。
「入門英文解釈の技術70」が肌に合うな、と思った方は使ってみると良いでしょう。但し、少々重なる部分もあるので、入門英文解釈がカンペキ!と思う方はちょっとおすすめできません。逆に、復習もしておきたいという方にはぴったりです!
こちらにも「技術」100個に加えて、それぞれの「技術」対応の演習問題が付属しています。
内容が定着しているか確認するためにも、必ず取り組みましょう。
ピアソン桐原
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入門英文問題精講 改訂版(旺文社)
ペース:1.5〜2ヶ月
英文解釈の大御所、「精講」シリーズの最も易しい参考書です。内容紹介は、以下のように述べます。
「入試に直結するバラエティーに富む英文60題で,センター試験レベルの読解力を養成。読解に必要不可欠な文法項目を簡潔にまとめた講義編,述部を把握する力を養う文法編,英文の構造を正確に把握する力を養う構文編,実際の入試問題を解いて,解釈力と読解力を融合させる実戦編の4編構成。全英文の文構造をSVOCで分析して,英文解釈をサポート。例題1-50対応の音声CD1枚付き。」
文法項目の復習・SVOCや構文の把握を通して、スタンダードな英文読解力の補強に役立ちます。
レイアウトは、見開き1ページで完結するので、移動時間などでも勉強しやすくなっています。
入門英文解釈の技術70のあとに過不足なくつながる参考書と言えるでしょう。
上級編
ポレポレ英文読解プロセス50(代々木ライブラリー)
ペース:1.5〜2ヶ月
準難関〜難関大受験生に絶大な支持を受けている参考書です。
かなりレベルの高い英文をスタンダードかつわかりやすい説明で読み解いていきます。
なお、ポレポレには、ライオンマークがついた問題が3割ほどあります。この問題は特に難易度が高いので初見では飛ばすのが吉です。
以上、いかがだったでしょうか。一文解釈は単に和訳問題に対応するだけでなく、長文を読む上でも必須の学習ステップです。ここで紹介した参考書を用いて、効率よく学習を進めていきましょう。