数学 基礎体力づくりの参考書

このページでは、数学・基礎体力づくりの参考書を紹介します。

○基礎体力づくりって何?という方は先に数学の学習法目次をご覧ください。

入門編 中3〜高1レベル

受験生の50%以上が解ける 落とせない入試問題 数学 改訂版

ペース:1〜2ヶ月

その名の通り、高校入試対策用の参考書です。
特に高校入試でも基礎的な問題に厳選しているので、高校内容に取り組む前の基礎固めには最適です。

解説が中心というよりも問題演習が主なので、中学校の内容が少しあやふやになってしまった、という方がどんどん解いていくことが活用法になります。

なお、参考書に直接書き込むことが出来る構成になっていますので、わざわざノートに記入する必要が無い点もおすすめポイントの一つです。

受験生の50%以下しか解けない 差がつく入試問題 数学 改訂版

ペース:1.5〜2.5ヶ月

こちらも先程のシリーズです。こっちはレベルが上がり、内容的にも受験テクニック的色彩も見られるようになります。 基礎体力づくりという目的を考えると前者のほうがいいかもしれません。

ただ、この本は難易度高めの問題のみを厳選しているという点で優れています。
ちょっとハイレベルな基礎固めをしたいという方や、高校入試を受けていない人がそのレベルを知るのにも使えます。

初級編 高1レベル

高校 とってもやさしい数学Ⅰ・A 改訂版 その1

ペース:2〜4ヶ月

タイトル通り、「とってもやさしい」方法で、高校数学のスタートを切るための参考書です。

ここでは、特に「数と式」「2次関数」の分野に絞って扱っています。これらの分野はこれから学習を進めていくための基礎の基礎になるものなので、必ずやっておくべきです。

Amazonレビューによれば、本書は以下のような構成です。

「『 中学の復習 』 ここでは、章に関連する中学で学んだ事項が書いてあり、スムーズに導入できるようになっています。
『 ここが大切 ! 』では、どうすると … このようになる。という説明の後に次の展開が書かれていて、それを追っていくだけで、理解できるので、つまづきにくい内容になっています。
『 確認しよう ! 』において、すぐに例題で、自分がちゃんと理解できているか、把握できます。
『解いてみよう ! 』では、ややステップアップした問題があり、実際の基本テスト用になっています。
『 コラム 』には、その章にかかわる発展事項などの解説があり、実践的にどのように用いられているのか ? 応用できるのか ? 興味がわく内容になっています。ブレイクタイムなどに読むと面白いところもあります。」

ここでポイントなのが、『中学の復習』です。これがあるので、基礎体力づくりという目標も非常に達成しやすくなっています。

特に数学に苦手意識を抱いている人にオススメです。